餅、というと日本では餅米を蒸してからついたものになります。中国語で餅(bǐng ビン)といえば、小麦粉を練って整形し、焼いたり蒸したりした食べ物を指します。
さて、今回は胡椒餅(hújiāobǐng フージァオビン)をご紹介します。

福州世祖胡椒餅(Fúzhōu shìzǔ hújiāobǐng、フージォウ シーズー フージァオビン)。本店は饒河街にあります。私が今回行ったのは、台北駅南エリアにある店舗です。

いつも行列ができていますが、並ぶ価値はあります。みんな焼き上がりを待っているのです。20分ほど並びましたが、目の前で生地をのばし、肉の餡を包み、それに刻み葱を持ってから手早く包んでいくのを見ているうちに時間は過ぎていきます。

お値段は一つ55元。焼き上がったら手早く窯からあげていき、お客さんの列が動き出してどんどんはけていきます。
お値段をあらかじめ計算しておき、小銭を出しておいた方がいいかもしれませんね。中国語ができなくても、英語、もしくは指で数を示すのでも大丈夫でしょう。

本来ならその場で食べ歩きをするのが一番美味しいのですが、私はホテルまで持ち帰りました。


黒胡椒が、辛いまでにしっかり効いたお肉の餡、それにたっぷり入ったネギがたまりません。
台北は食べ歩きできる小吃xiǎochī、軽食がたくさんあります。レストランに入らなくても、いくつか軽食をめぐりながらお腹を満たしてもいいですね。
福州世祖胡椒餅
No. 13, Section 1, Chongqing South Road, Zhongzheng District, Taipei City, 台湾 100
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